玉琢かざれば 器をなさず 人学ばざれば道を知らず
是の故に 古の王者は       国を建て 民に君たるに    教学を先となす

「礼記」…学記編より

どんなに立派な玉でも、磨いたり細工をしなければ、宝器として用をなさない。
いくら良い資質や才能を備えていても、自ら勉学に励み、自己の修養を積まなければ、人としての 道を知り、実践することは出来ない。
それ故に、昔の立派な王者は、国を建設し国民の王としての徳を積むために、まず教学を優先した。