「忍激(にんげき)の二字は、これ禍福(かふく)の関なり」

じっとこらえて辛抱するか、一時の激情に駆られて爆発するか、どちらをとるかが、幸福と不幸の分かれ道となる。

「人を責むるなきは、自ら修むるの第一の要道なり」

人を責めない。これが自らを修める上で、最も大切なことである。

呻吟語:中国明の時代に呂新吾が現実の様々な問題と格闘し、悩み、文字通り呻吟するなかで刻んだ言葉