昨日、上五島の奈良尾で当社主催による「親と子の現場見学会」を開催しました。
佐世保の一建設会社が、離島の小中学生を対象に催した行事ということもあり、完全なアウェー状態で、当初、参加者が少ないことを懸念していましたが、おかげさまで、用意していたアンケート用紙が不足するほどたくさんの方々にお集まりいただき、小学生も約40名ほど参加してくれました。
この見学会の主な目的は、県の公共事業を現場周辺にお住まいの方々にお知らせして、理解を得ることと、これからの未来を支える子どもたちに少しでも土木のことに興味を持ってもらって、将来的に、地元の土木技術者となってもらえるような人を育てることです。
アイスブレイクからスタートして、少しでもわかりやすく土木のことを理解していただけるよう、プログラムを考えたつもりですが、参加者にはどのように受け取っていただけたでしょうか。
(具体的には、斜面が崩れるメカニズムとその抑止工法の説明、ドローンの見学、斜面登り体験、資材の重さ当てクイズ、測量器械を使った宝さがし、地震が発生するメカニズムの説明、県内で見られる岩石の展示、岩盤を削孔する際に使用する機械の操作体験等です。)
奈良尾地区の方々とは、当然初対面でしたが、私たちの催した何ともしれない会合に、日曜日の貴重な時間を割いて集まって下さり、本当に感謝です。少しの時間でしたが、とても貴重な体験をさせていただきました。
特に、最後の子供たちからの御礼の言葉は、完全に頭になかったので、思わず目頭が熱くなってしまいました。