誠心より出(い)ずれば、敢えて多言を用いず
(まごころより発する言葉は、多くを語らずとも通じるものです)

   山田方谷(ほうこく)(幕末期の偉人)

山田方谷:文化2年(1805年)~明治10年(1877年)幕末期の儒家・陽明学者 備中聖人と称された。
備中松山藩領西方村(岡山県高梁市)に生まれ、5歳で新見藩の儒学者、丸川松陰に学ぶ。
20歳で士分に取立てられ、藩校の筆頭教授に任命され、藩政にも参加する。財政の立て直しに貢献。
幕末の混乱期には、苦渋の決断により、藩を滅亡から回避させる。維新後は、多くの招聘を断り一民間教育者として亡くなる。