「霜に打たたれた柿の味、辛苦に耐えた人の味」―― しみじみと胸に響く言葉である。
軒端に吊るされた渋柿は、冬の寒天にさらされ、霜にうたれることで何とも言えぬ美味に染まる。人間も同じである。
辛苦に耐えることで人としての風味を増すのだ。

 

         小さな人生論“ポケット名言集”より