「民は之(これ)に由(よ)らしむべし。之を知らしむべからず」(論語)
(民は徳によって信頼させることはできるが、すべての民に真実を知らせることは難しい。)
リーダーがどんなに努力をしても、自分の思いや考えのすべてを部下に伝える事はできない。
それを補うのは徳であり、リーダーは部下に信頼される人徳を養わなければいけない。

                     安岡 正篤(まさひろ)(陽明学者・思想家)

ウシオ電機会長の牛尾治朗氏が安岡氏より、人徳の重要性について論語の一説を引いて説いていただいた事を、月刊「致知」の中で紹介されていました。