「奇跡を起こす方程式」 奇跡=才能×努力×感謝
才能や努力では、プロテストを受ける20代の若者にはかないません。
しかし、感謝力だったら負けない自信がある。
才能と努力だけで栄光をつかみに行くと、うぬぼれるから怖いのです。最後の一打で手が届かなかったりする。だからプロテストを見ていても、通る、通らないというのは大体分かります。
人生は最後の最後まで分からない、というのが私の持論です。
私たちは、震災であまりにも多くのものを失いました。しかし、それによって大切なのは物ではなく、お金でも、地位や名声でもない。人の愛であり、優しさであり、人を思いやる心であり、感謝であり積極的な心だとわかりました。
古市忠夫(プロゴルファー)
阪神・淡路大震災で、家も店も財産も全て失った古市忠夫さんが、手元にたった一つ残ったゴルフバックに人生をかけて挑んだプロテスト。合格率3%の難関を、59歳の時見事突破した古市さんは、なぜ自分がこんなありえない人生を歩んでいるんだろうと考え、奇跡を起こす為の方程式を思いついたそうです。