「しんせつ」 産経新聞「朝の詩」より
親切な人になりなさい/祖母の口ぐせだった/その言葉が今になって/ふかく身にしみる 愛のように/壊れることもなく/正義のように/敵を生むこともない 親切であるということ/見返りを求めず/だれかの役に立つこと/ 今この庭に降りつもる/新雪のように/真っ白い気持ち
関根 裕治(埼玉県上尾市)