彼岸
彼岸とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちた「この世」を「此岸」 というのに対して、向こう側の岸を「彼岸」と言う。

彼岸会
今から1200年ほど前の平安時代、天皇の命によって初めて行われた。その後、生を終えたあとの極楽浄土を願う一般大衆の聞に広がり、いつの間にか、生を終えた祖先を供養する行事として定着した。

おはぎとぼたもち
彼岸に供えられる「おはぎ」と「ぼたもち」は、花の名前に由来しており、春の彼岸頃には牡丹が咲くので「牡丹餅」、秋の彼岸頃には萩の花が咲くので「お萩」と言う。どちらも同じお菓子のこと。